6f061d950a7b02081e07b73162d9f2d3562cc810


ベッドサイドにつくしをそっと降ろす電動床
類の温もりが離れた瞬間、今までに感じなかった寂しさが胸を占める。

「シャワー浴びてくるね」

チュッと軽く頬にキスを落とし、類がシャワールームへと消えた。


静まり返った部屋にポツンと取り残されたような感覚白酒
いつもは何も気にすることなく見送っていたのに。
今は類が恋しくてしかたない。



その背中を追うように、フラリと立ち上がる。
右足に極力体重を乗せないように、ゆっくりと足を運ぶ。